
魔術のご依頼や、ご相談を受ける事があります。
名乗りは辞めたけど、魔術師は魔術師なんでね。
「魔術って効果があるの?」って聞かれたら、答えは「ある」
そやけど「何を願っても効果があるの?」って聞かれたら、答えは「ない」。
魔術が、何にでも効果があると思ったら 大間違いやねんで。
なんでかというと。
私のやる魔術は「ご本人の意思や想いを使う方法」なん。
魔術そのものはただのブースター、願いを叶える増幅器なんよ。
これ、依頼者さんの気持ちや想いのエネルギーをガソリンにして、魔術が動く。
だから疑いや弱気、諦めという名の不純物が混ざると、動く力が弱まる。
こうなると効果が出にくくなるねんよ。
大事なのは自分の心。これはご依頼者さんに頑張ってもらわんとアカンこと。
思いや心があっても、受けられへん依頼もある。
受けられへん事は様々あるけど 絶対受けないのが
「人の命を奪う」 事。
これだけは絶対にしない。
人を活かす仕事やのに 奪うような事が出来るわけ無いやろ。
魔術を掛けたいと願うなら、自分も諦めずに願いを追い続ける。
その気持ちを持てるかどうか、心に問うてみて。
魔術はあなたのサポーターで、それだけでは動かない。
依存しちゃって何もしないと効果は出にくい。
そんでも掛けたいと思うなら、それは必要なんやろう。
決して安い買い物ではないから、相応の価値が有るか、よく考えて。
そこまでの覚悟が決まったら、魔術のドアを叩いてみて。
カボチャの馬車とドレスは与えてあげる。後はアナタ次第や。