おはぎと長い箸のはなし。
「おはぎと長い箸の話」を知っていますか?
私が子どもの時に聞いたお話で、色々なバージョンが有るようですが
今日は私が知っている方で お話させていただきますね。
人は亡くなると 天国に行くか・地獄に行くか 決める前に
待合室に入ります。
その部屋には 会議机のような長机と椅子が複数。
自分だけではなく、何人も人がいます。
その机の中央におはぎがあり、長い箸があります。
長い箸と言っても、それはそれは長いお箸で
机の端まで届きそうなほど、長いものです。
さて、どうやっておはぎを食べましょう。
(子どもの頃の私は 手づかみ!と言ったのですが)
正解は 「お箸を使って 他の人に食べさせる」。
人に与えることで、自分も与えられる・・ってことだそうで
「情けは人の為ならず」って説話のようです。
別のお話では
「天国も地獄も長い箸を使って食事をする決まりがある。
地獄では自分が食べようと 長い箸を使うが 口に届かず
他の人の食べ物を横取りしたり、喧嘩をしている。
一方の天国では、他の人に食べさせて 食事を仲良く分けていた。
人が人を思いやっているので、天国では皆が仲良く
暮らしているのだ」
・・・というお話です。
何が言いたいかというとね。
「自分が欲しい欲しい、よこせよこせ」 って言うよりも
「まずは自分が 与えてみましょう」 って方が
上手くいくんではないのかなあ、と思うわけです。
愛情も、気持ちも、お金も 多分同じなんですよねえ。
何事も 思いやりと感謝を持って・・っていうと
薄っぺらい言葉のようになってしまうのですが
押し付けにならないように、相手が有ることであれば
相手の優しさや許してくれる態度に胡座をかかないように。
「ありがとう」という気持ちを込めて 接すること。
与えてもその人からは返ってこないかもしれませんが
そもそも、「自分が与えたいから 与える」もんで
見返りを求めてやるもんではなし。
感謝は難しくはないのですが、忘れやすいのです。
自分一人で生きているように感じやすいのです。
感謝と思いやりがなくなれば 人はただの暴君になります。
あなたが上手く行っていないと感じるのであれば
自分がやることをやっているか、確認し
感謝と思いやりを再確認して下さいね。
何か、気づくことがあるはずです。
おはぎの写真は 御菓子処 守口 つくしさんよりお借りしました!
投稿者プロフィール
- 世界に3人の薔薇の魔法師の1人でサイキックミディアム、いわゆる霊能者。金融機関17年勤務ののち、この世界へ。生きている人も亡くなっている人もリーディング出来、霊視、土地診断も可能で胡散くさい事は大体出来る。
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