ミディアムは「死人に口あり」をする仕事。

「死人に口なし」
人は誰しも、亡くなったら
直接話を伝える事は出来ない。

その状態を表現するのが
この言葉だ。

インパクトのある言葉だが
上手く言ったものだな、と
私は感じる。

 

そう、亡くなったら誰しも
直接 肉体や声を通して
会話することは出来なくなる。

 

しかし、それを可能にするのが
ミディアムだ。

 

死人に口なし、とは言うが
霊はミディアムを通してなら
話す事が出来る。

ミディアムはあの世とこの世の中間に立ち
亡くなった人、霊からのメッセージを
残された人に伝える。

 

死者と生者との間に立つ通訳。

それが私の仕事だ。 

 

霊と人間、双方向への通訳だから
霊も目の前にいる人も
私にとってはクライアント。

だから言葉を伝わるように伝える。

そして霊からのメッセージには
脅しや苦しみなどはない。

こちらの世界にいるものに対しての
光と愛に満ちた言葉をくれるのだ。

 

死人に口なし、だからこそ
私達ミディアムは、霊からのメッセージを
真摯に伝えなければならない。

それが当然の役目。

ミディアムが霊に接する事は
死者の尊厳を
守ることでもあるのだ。

 

ミディアム、霊の通訳者は
この世に残された人たちが
悲しみを乗り越えて
再び歩き出すために
力を貸す存在。

だから霊という存在を利用して
この世に残された人たちを
不安にさせてはいけないのだ。

 
私たちは絶対にどんなことがあっても
霊は生きている人間だったことがあり
誰かが愛した人、誰かの大切な人で
あったことを忘れてはいけない。

そしていずれ、私達が必ずなる
未来の姿だ。

 
大切な人に再び、あの世で出会う日に
頑張って生きた報告を
してもらうために存在する。
 

ミディアムは残された人が
生きていくための役目なのだ。

 

「死人に口なし」

 

だからこそ、メッセージを
聞きたい人がいることを

メッセージを伝えたい人が
いることを

ミディアムは
心に留めておかなければいけない。

霊を尊重する心がけを
いつだって忘れてはいけない。

それこそがミディアムとして
進むために必要なことなのだ。

 

ミディアムは

「死人に口あり」をする仕事。

 

伝えたかった

伝えられなかった思いを

仲介する。

 

その言葉には本当に愛しかない。

そして私達ミディアムは
命と想い、愛情の素晴らしさに
毎回触れることを許されているのだ。

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