【霊のはなし】スピリット・魂・ゴースト・亡霊・霊。言葉の違いと概念を整理するとこうなった。

私がミディアムシップ、亡くなった人の魂と
会話するための講座を受講していた時。

海外には

「スピリット(Spirit)」
「ゴースト(Ghost)」

この2つの概念がある事を知った。

 

そのまま翻訳すると、Spiritは魂で
Ghostは亡霊、となるだろう。

だけど日本語では「霊」と
一言でまとめる事が多い。

 

ミディアムシップの講座では
「スピリットと会話する」事を学ぶ。

 

私は既に、亡くなった人と話すことは
出来ていたので、どんな事をやるのか
感覚的に知っていた。

 

しかし、スピリット・ゴースト・霊 は
言葉の違いだけではなく、概念がどうも違う。
私はそう感じていた。

何となくぼんやりと、知った気持ちになっていたが
ある時疑問が、一気に噴き出したのだ。

 

それは講座内でのこと。

先生から、衝撃的な一言を教えられる。

 

「スピリットにならない人間はいない」

 

えええ?

 

 

と言うことは、亡くなった人は必ず
天に行くと言うこと?

じゃあ、成仏の概念は?

浮遊霊や地縛霊は??

地獄って概念も崩れるの??

 

こんな風に、様々な疑問が頭を駆け巡った。

 

これはもしかして、私が今まで感じていた事
知っていた魂の死生観とは、大きく異なる?

でも思い返せば確かに、幾つか心当たりが
あったのだ。

 

突然の出来事で亡くなった人が
思いの外、サッパリした感じで話してきたり

生きているものが成仏できていないのでは、と
感じていても、本人はイキイキしていたり
時には若返って、お洒落して出てきたり。

 

だけど街中には通りすがりの霊がいたり
ある場所から動かない霊もいたりする。

 

これは一体どう言うことなんだろう?

かなり腑に落ちない部分があったので
1年くらいずっと、自分で調べていた。

そして今日、やっとある結論にたどり着いたので
ここで、ご説明したい。

 

まず最初に断っておくが、この話は
特定の信仰や宗教、考え方を否定するものではない。

あくまで私が導き出した、1つの説だと思って
読んでいただけると嬉しい。

 

奄海るかのスピリット・魂
ゴースト・亡霊・霊 論

 

まず人間の肉体には、一人一つずつ
核が存在する。

この核は、過去の自分が生きてきた記憶を
全て持ち、また今生の経験を記録するために
存在する。

 

そしてこの核を、想念が取り巻く。

 

想念とは思いや思考、性格や経験など
私たちが日常生活を送るために必要なものだ。

 

私たちは通常、核に直接アクセスはしない。
これは想念が核を取り巻いていて、想念を通し
核にアクセスする。

その度、想念で受け取った記憶や経験が
核へと記録されるシステムだ。

 

核がハードディスクとするなら
想念はCPU、記憶や経験はデータに近いだろう。

生きている間、核と想念はこうやって
運用される。
しかし死によって、核と想念は離れて行く。

核と想念は、肉体が無いとこの世に
とどまる事は出来ず、肉体を離れた核と想念は
他のものに移す事も出来ないからだ。

 

そして、肉体を離れた核と想念は
それぞれに分かれる。
核はこの分かれた時点で、天に登る。
そしてスピリット=魂 と呼ばれる状態になる。

いわゆる成仏と言われる状態だ。

 

亡くなった人と会話する時、ミディアムは
このスピリットと話すのだ。

だから全てのスピリット、魂は
必ず成仏している、と言えるだろう。

 

次に分かれた想念はどうなるのか。

 

通常の想念も、分かれた時点で天に登り
想念としては消えてしまう。

なぜなら、想念の全てはスピリット=魂に
記録されているからだ。

重複しているデータを削除するのに近い。

 

 

しかし人によっては、生きている間に
この世に強い感情を残すことがある。

それが想念の一部に残っていて
天に昇れない、消えることが出来なかった場合。

 

想念は想念として、魂とは別に
存在することになる。

想念は生前の形を取ることが多い。

これは恐らく、想念がエネルギーとして
形を取りやすいためだろう。

そして想念が望む場所に、存在する。

 

これがいわゆる霊で、霊化した想念をゴースト
亡霊と呼ぶのだ。
では、街中にいる霊は全て亡霊なのか?

これがまた、そうでも無いのだ。

 

実はスピリットになっていると
気軽にこちらの世界に、遊びにくることがある。

この時も生前と同じ姿を取る。
私はプロなので、見分けはつくのだが
ぱっと見、区別が付きづらいかも知れない。

 

 

そしてそんなに、強い想念を残した亡霊は
余程のことがあったのか?

 

あった亡霊もいれば、そうでない亡霊もいる。

 

私が今まで出会った亡霊で、一番親しみを感じたのは
生前独身で、一人で亡くなった男性が亡霊となって
パートナーを探している、と言った時だ。

とっても可愛い、おっちゃんだった。

 

亡霊は時間が経ったら消滅することもあるし
天に行きたくても、道がわからない人もいるし
人々に悪さするのもいる。

 

こんな亡霊に対応するのも、私の仕事だ。

結局のところ、生きている人間も
この世に残っている想念、亡霊も。

良い人と、そうでない人がいるのだ。

 

このように私は、死後の世界を感じている。

 

今回この話を書いたのは、あなたに
どうしてもちゃんと知っておいて欲しい事が
あるからだ。

 

それは、どんな理由で亡くなったとしていても
あなたの大切な人は、成仏している。

この世を、さ迷ってはいない。

 

もし想念が、この世に残っていたとしても
大切な人の魂に、全ての記憶は残っているし
今のあなたも、ちゃんと見ている。

想念はいずれ消えてしまうものだが
核、魂はずっと消えない。

 

だから、亡くなった人が迷っていないか。

心配して悲しまないで欲しい。

 

どうしても、成仏しているかを知りたいなら
ミディアムシップリーディングを申し込んで
是非とも本人から話を聞いて欲しい。

 

痛いことも苦しいこともなく。

あなたの大切な人は、喜びと光の中にいる。

 

それはいずれ、誰もが必ず行く場所なのだ。

 

 

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投稿者プロフィール

奄海るか
奄海るか薔薇の魔法師・ サイキックミディアム
世界に3人の薔薇の魔法師の1人でサイキックミディアム、いわゆる霊能者。金融機関17年勤務ののち、この世界へ。生きている人も亡くなっている人もリーディング出来、霊視、土地診断も可能で胡散くさい事は大体出来る。

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