感謝は「する」よりもっと、強い想いから生まれる。

感謝、って言葉はよく耳にするし
すればいいものだ、と思っているけれど

 

どういうものが感謝なのか?

どういった風に感謝すればいいのか?

 

そう思っている人はいるだろう。

 

実は私も以前はそう思っていた。

だけどここ数日で、本当の感謝って
こういうものなのだ、と
痛感する出来事があったので
お話ししたいと思う。

 

先日、あるイベントに
セミナー、講演枠で出展させていただいた。

ちょっとした事情で、大々的に
告知が出来ず、有料ということもあった
少人数になるかもな と思いつつ
当日を迎えた。

そして、私はセミナー会場で
驚きの光景を目にすることになる。

 

会場内は、ほぼ満席になったのだ。

 

参加者は私を知っている人もいたが
圧倒的に、私を全く知らない人が多数で
内容に興味を持って参加してくれたのだ。

 

うわー! うわー! ありがたーい!!

使えるものをいっぱい持って帰ってもらおう!!

 

そう思った私は、事前に作ったレジュメを置いて
会場内の人に必要な話を伝えまくった。

せっかく足を運んでくれたんだから
この人たちに必要な、いい話をしたいな。
そう思ったのだ。

この日は3本のセミナーを開催したが
全て同じ気持ちで、話させてもらった。

 

そして昨日。

私が教えている、講座の練習会があった。

その講座とはミディアムシップクラス。

 

ミディアムシップクラスは
亡くなった霊の声を聞き、伝える事が
出来るようになる養成講座。

講座自体は3月に終わっているのだが
生徒が希望して練習会を開催する運びになった。

で、この練習会で ある事をやってみようとした。

 

それは、受講生達に
クライアントを担当してもらう事。

 

通常は練習で、お互いをリーディングし合うのだが
事前にお互いの事情を知ってしまう場合もある。

これではリーディング なのか、記憶なのか
混乱して自分の能力に疑問を抱きやすくなってしまう。

なので、私のメールマガジンを読んでいただいている
一部の方にご案内を送ったのだ。

「私の生徒のモニターになってくれませんか?」 と。

 

モニター自体は有料だった。

だがお断りした方がいる程
多数の応募をいただいた。

 

そして練習会当日。

 

モニターに参加していただいた方は
1名も欠ける事なく、足を運んでいただき
参加してくれた。

そして実は生徒たちは
モニターがリーディングに参加する事は
事前には知らなかった。

当日の10分前に、初めて聞いたのだ。

それでも生徒たちは
自分のベストを尽くし
誠心誠意、やり遂げた。

 

終了後、モニターなので
参加いただいた皆様には
アンケートを用意して、記入をお願いしたのだが
この回答に、また私は驚かされた。

アンケートの記入が、ほぼフリースペースで
書き込む内容だった事もあり、ひょっとすると
簡単な感想ばかりになるのかな。

私はそう、思い込んでいたのだ。

 

だが実際のアンケートは すごかった。

 

びっしりと書かれた内容が殆どで
人によっては枠をはみ出してまで、書いてくれた。

もちろん、良い感想だけではなく
改善点や不満に感じた部分の記入もあっただろう。

だがそれも、相手の為になるからと
書いてくださったのだろう。

だってどうでもいい相手なら、不満であったとしても
適当に「ありがとうございました」って
書けばいいんだから。

 

でも、そうじゃなかった。

 

本当にお越しいただいた一人一人
私のため、私の生徒のために
沢山の言葉を紡いで、感想を書いてくださった。

そして、生徒が伝えた言葉に涙したり
喜んでいる人が多くて。

 

それを見た私は、本当に心が震えた。

 

本当に、ありがとう・嬉しい という
言葉しか出なかった。

それと同時に、自分の内側 心から

ありがたいなあ、ありがたい。

そんな想いが痛烈に湧き上がってきて
自分の外側にも溢れかえる。

そんな感覚を得た。

 

そして私は

ああ、感謝の気持ちって
自分の内側から溢れるものなんだ。

そう実感したのだ。

 

感謝って意識してするものじゃなくて
求められるからするものでもなくて

ありがたいなあ、って
相手に手を合わせるような

心の内側から 暖かい思いが
溢れてくるような

そんな気持ちが、私にとっての
心からの感謝、を意味するものなんだ。

 

そして、そんな想いは 感謝という
言葉だけでは 言い表せない程
本当に嬉しく優しく、温かい気持ちだ。

 

本当に本当にありがとう。

本当に本当におかげさま。

 

そして私自身が感じた、この想いを
周りの人に渡していきたい。

そう強く思っている。

 

そんな風に思わせてくれる事も
感謝の特徴なのかも知れない。

 

本当に本当にありがとう。

本当に本当におかげさま。

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