
のつづきです。
母方の祖母(父から見ると嫁の母)が亡くなった時の話。
お通夜~お葬式にかけては、現実面のほうが忙しくて そういう話をする余裕もなく。
(島根到着後、喪服を取りに奈良まで帰ったとか。2日で1.5往復。車で。)
でも、今思えば 祭壇の横に立っていたようですが。
そして初盆。
初盆の時は、私が社会人一年目・妹が高1。
お盆は忙しく、妹も学校が忙しく 田舎には両親だけで帰りました。
無事初盆を終えて、両親が帰宅。
そこで母から 「気持ち悪いことがあってん」 発言。
仏壇に灯明と線香を上げるが、危ないので就寝前には消します。
その時もいつも通り 消して寝たそうです。
朝起きたら 灯明が仏壇から落ちて割れていて 更に灯明の火が灯いたまま
母、怒り狂い(家が燃えたら危ないから) 祖父と伯父を問い詰めるも誰も点けていない。
もちろん父も。
田舎の仏壇は、確かに少し高い位置にあって(立たないと鈴が鳴らせない)
落ちると物が割れる事も否めないけど、畳に落ちて割れる・・?とも思ったんですね。
そこで父がひとこと。
「帰って来てはったからなあ。」
Σ(´∀`;) Σ(´∀`;) (母もここで初めて聞いたらしい)
母の実家は田舎の家のため、キッチンではなく土間なのですが
父曰く 「夜中土間を歩きまわっていた」 そうです。
水音もしたらしく 「おばあちゃん、家事してたよ」 って・・
ばあちゃん、死んでまで家のことしなくても・・・
初盆の法要時も、祭壇周辺にいたそうです。
そして半年後、一周忌のため また二人で帰省。
普段の何気ない感覚で 「どうやった?」って聞いたところ
「おばあちゃん、ちゃんと成仏しはったで」
Σ(´∀`;) Σ(´∀`;) Σ(´∀`;)
初盆の時は ひとりだけだったそうですが 今回は観音様と一緒だったらしい
祖母の顔が祭壇に浮いていて、観音さまがその顔を抱くように上にいたらしいです。
どちらもとても穏やかな表情で、父はこれで ちゃんと成仏したって感じたそうです。
・・・書いてると普通に感じるなあ・・
存命中にもっと色々聞いておけばよかったなと思うのですが
なんかそんな話する機会も無くて、勿体無い事をしたな。
お盆は亡くなった人が帰って来ますが、家族や先祖は全く怖くないんですよ。
おうちの中でする、物音は安心してくださいね。