「ありがとう」の落とし穴

「ありがとう」

そう言われて嫌な気分になる人はいませんよね。

あなたは 「ありがとう」 って言われたいでしょうか。


(c) OKAイラスト素材 PIXTA

人のためになる仕事は素晴らしいです。
それ自体は正しいことだと思いますし
感謝していただけるとやっぱり嬉しい。
私もセッション終了後に言っていただけるととても嬉しいです。

しかし 私は「ありがとう」を言ってもらうために
セッションしてるんじゃないんです。

なぜ こういうことを書くかというと

「ありがとう」を言われたいために、仕事をしている人がいるから です。

これって実は結構深い問題だったりします。

ありがとうを言って欲しいと思っている人で 自己否定感が強かったり
認めてもらいたいと思う気持ちが強い場合だと


ありがとうを言って貰える
   ↓
自分に存在価値があると思える
   ↓
自分を認めてもらえた
   ↓
もっと自分を認めてもらいたい
   ↓
ありがとうを言ってもらえることをしよう
   ↓
最初に戻る

 

こんな構造になっていきます。

つまり 他人から感謝の言葉を受け取る事で
自己肯定感・存在感を感じている
 んですよ。

そうなると 
「周りに「ありがとう」って言われる仕事がしたい」と言っていても
「周りの役に立ちたい」のではなくて

「役に立つ自分になりたい」 んですね。

こういうタイプの方は自己否定や
認められないって思う気持ちがすごいのです。

このスパイラルに入ってしまうと どんな人にも
「ありがとう」と言われるために、相手の望むことすべて
出来る限り叶えようとして動いてしまいます。

その結果、会社勤めされている方だと、周囲との協調性を欠いてしまったり
セラピストやセッションをされている方だと、クライアントの気持ちを
受け入れすぎてしまい、体調を崩すことなどが出てきてしまいます。
その上、苦しいことがあったら試練と思ってしまったりして
一人で抱え込んで、また無理をしてしまったり。

だって、全部やらないと 自分は役に立たない人間 ってなっちゃうから。

前提が間違ってますっちゅーの。

壺の底に穴が開いていて、そこからずっと水が漏れているのに気づかず
満たされない満たされないと、周りから満たしてもらいたいって
言っているのと同じ。
そういう場合どうするか?

まず底の穴塞ぐことからでしょうよ。

自分が満たされてないのに、周囲を満たすことは難しい。
やって出来んことはないけど、心が乾くし虚無感や孤独がすごくなる。

何より、相手を自己確認、自己肯定のためのツールに使うな。

「ありがとう」は感謝の言葉です。

感謝を貰いたいために、行動するのは終わりにしましょう。

自分として生きて、本当にやるべきことを やってゆきましょう。

 

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