
写真は地獄の蓋じゃなくって
京都・六道珍皇寺にある 冥界への井戸。
去年書いた記事ですが、去年はお盆明けに
投稿したので、ちょい加筆修正。
「お盆は地獄の蓋が開くときでね~」
そう話したら、えらくビックリされました。
そうなんです。
お盆は地獄の蓋も開くときなのよ。
これにはちゃんと理由があってね?
お盆には亡くなった方が帰ってきますやん。
これ、天国・極楽浄土に行った方だけでなく
地獄に行った方も帰ってくるのよ。
2泊3日の息抜き、リフレッシュ休暇やのねー。
で、地獄の出口には フタがあります。
普段は閉まってるんで、何も影響ないんやけど
お盆の時期はこの世に帰る死者のために 開くのよ。
この時にねー、あの世から出てくるんですわ 色々。
一番多いのが餓鬼。飢えた小さな鬼。
お腹がぽこーって膨らんでるやつね。
で、通常の生活をされてる分には
地獄の蓋が開いてても ほぼ影響ないです。
私らみたいな仕事や、勘の強い人は
雑多な感じや濃い空気を感じるかな、ってくらい。
お盆はあの世とこの世の境目が
良くも悪くも曖昧になる時。
不思議な体験も増える時期。
そのお陰で、いつもはコンタクトがしにくい
霊感が低い方でも、亡くなった方に会えたり
向こうからのアプローチがあるから
あんまり怖がらんと 楽しんでくれたらエエかな。
地獄の蓋は、ちゃんと閉まるからね。
地獄に帰ってこんやつは
鬼がしばきに来るけど、それはまた別の話。