
今日は 供養についてのお話。
供養というと、先祖供養や水子供養などが浮かぶと思います。
どのような供養であっても、亡くなった御魂をお慰めし
仏の道へ進んで頂くために 生きているものが出来ること、です。
では、供養に一番大事なものはなんでしょう。
それは 亡くなった御魂に対する感謝の気持ち です。
仏壇の有無よりも大切です。仏壇無くても供養は出来るんでね。
お守りいただいていることへの感謝、自分が生を受けたことへの感謝。
この気持ちがあってこそ、供養は初めて供養となるのです。
供養は亡くなった方のために行うものです。
「自分に悪いことが起きるから、供養しなきゃ」
「自分を守ってもらいたいから、供養しなきゃ」
っていうのは、本末転倒なわけですよ。
自分のためにやってるだけだから。
エゴ以外の何物でもありません。
そんな心のこもっていない供養は供養じゃないんですよ。
「感謝」。本当にこれが一番大切。
心と思いをしっかり込めて、供養をすることが
亡くなられた御魂にとって 何よりの喜びなのです。