
見えない世界・・霊的な存在や神や天使といった存在はどんな風に見えますか?とよく聞かれます。
「見える」 という言い方をしますが、肉眼の「見える」とは異なります。イメージでぽっと浮かぶのですが、脳の中で絵が浮かんでいる感覚とは違います。
私の場合の見え方は 自分の左斜め上方に 小さなスクリーンがありそこに映像として現れて見えます。霊視の場合は、これと違って見えることもありますが、大体はそうです。
でね、最初から見えるものを盲信していたわけではないです。
思い込みだー、とか 自分の願望だー、とか 思っていたこともあったんです。「妄想だ、幻聴だ、病院に行け」と失礼な事を言われたりもしました。
そういったことがありながらも、信頼している人からの学びや会話、見えている方との見えているものの照合を重ねながら、確信したわけです。
私の能力は、おそらく半分は血筋なのです。父がバリバリに見えていたので。しかし、子供の頃は 自分では見えているとは思っていなかったわけです。未だにこの辺がどうだったか、思い出せないんですよねえ。
祖母のお葬式でのお経が気持ちよかったことくらいしか 思い出せない。
で、今 見えることを自覚するようになって 霊視を行ってる今。
疑いつつも、盲信すること無く 信頼できる方と確認することってすごく大切だな と実感しています。
ご自身が感じていても 思い込みだと想っている方のほうが実際に見えていることが多いです。
ただ、その見えることを検証するっていうのが なかなか難しいのです。
そういう人を見つける、そういう事を話せる・・ということが 信頼関係がないとムリな話だから。そういう友達、先生と出会えたことは 私にとって、とても幸運だったのです。
見える力は特別ではありません。
誰にでも持っているものですが、それが優位に働くかどうか。
まさに目がいいか そうでないか程度の違いです。
見えない世界は無いものだ、と思う方もいらっしゃるでしょう。
神は実態を持たないと思う方もいらっしゃるでしょう。
それもそれで、真実なのだと思います。
見えない世界が見えなくったって 現実を、人生を。
いま この世界をしっかり生きているのであれば、それで良いのだと思います。
それでも、見えない世界を見たいのであれば。
その世界は、あなたに門を開いてくれることでしょう。
2013.12.28 初出