自分を占う時のコツ その1
私がタロットレッスンの生徒さんによくお話しする事なのですが
「自分を占う時は感情を入れない」
これはどういう事なのかについて、お話しさせていただきますね。
まず、引くカードのパターンを見ます。
大まかに分けると
「時系列」
「相手・自分の感情や願望、恐れなど」
「周囲の環境」
になります。
この中で、感情を入れていけないのは全てなのですが
特に重要なのが「時系列」です。
時系列とは、あくまで時間の流れについてで、カードの出方もそうなります。
過去どうであったか・現在どうなのか・未来はどうなるのかの状況について出ます。
例えば 仕事について見た場合
過去に女教皇
現在に力
未来に恋人
が出たとします。
この場合のリーディングとして
「過去は女教皇で現在が力、未来は恋人になる」
という当てはめをして読んで行きます。
私の読みですると
「過去は仕事に対して冷静沈着であり、シビアな目で見ていた。現在は自信を持ち自分の立場やなすべき事を理解している。
未来はコミュニケーションを重視し、周囲と協調しながらも楽しく仕事ができるようになる。」
この中に、感情に当たるところがほぼなく
状況判断の部分が大きくなっていることに注目してください。
感情を入れて読んでしまうと、自分に都合のいい解釈もそうですが
リーディング結果に言い訳や理由を付けてしまうのですね。
そしてカードを引く時に考えていた問題や相談から外れていって
質問もリーディングもブレてゆくのですね。
文章を書く時に「5W1H」を意識して書くといいと言われますよね。
タロットリーディングもそれと同じです。
文章を組み立ててゆく事なんですが、出発点は「カードに何を聞いたか」
ここがトップになってきます。
「私の今後の方向性」について聞いたら、主語は「私の方向性は」になりますし
「彼との恋はどうなるのか」なら 「恋の状況は」が主語になるのですね。
一枚のカードにつき、「5W1H」で完結した文章を作ってゆき
それを組み合わせたものが総合的なリーディングになっていくのです。
いきなり頭の中で組み立てるのは難しいと思います。
そういう場合は、ノートに書いて文章を繋げ 違和感がないかを確認するのがオススメです。
一気に上手になんてなれません。
占い師もそれなりに地道に
修行や練習を重ねているんですよ♪( ´▽`)
継続して練習・検証を重ねてこそ実力になるのです。
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投稿者プロフィール
- 世界に3人の薔薇の魔法師の1人でサイキックミディアム、いわゆる霊能者。金融機関17年勤務ののち、この世界へ。生きている人も亡くなっている人もリーディング出来、霊視、土地診断も可能で胡散くさい事は大体出来る。
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