そのエネルギー、本当に循環してる?“対価不足”という落とし穴

先日、退院してから久しぶりにインスタライブをやった。

もう始める前から、めっちゃワクワクしてすごく楽しくて
「やっぱり私はこういう時間が好きだな」って実感した。

みんなが見に来てくれたことが嬉しくて
感謝の気持ちを返したくて、満面の笑みで

「無料でサイキックリーディングをやります」って言った瞬間。

ブツン、と音が消えた。

最初は「え?なんで?」って思ったけど、気を取り直し
再度ライブを立ち上げて、同じことを言ったらまた音が消えた。

それが10回以上続いたの。

さすがに「これは偶然じゃない、アカンやつや」って思った。

そしてリーディングは一旦やめて
普通のおしゃべりだけに切り替えたら
そこからは一度も音声が切れなかった。

30分、スムーズにずっと話せた。

このアカンかった理由が、いわゆる「対価不足」だった。

対価不足とは

自分がかけた時間や労力、お金や気持ちに対して
返ってくるもののバランスが取れていないこと。

たとえば、一生懸命相手のために動いたのに
「ふーん」って軽く流されたり
感謝どころか当たり前みたいな顔された時。

もちろん、最初から感謝を期待しているわけじゃないけど
「それ?」ってことあるよね。

商品だと安く販売しすぎたりもあるし
セッションやセラピーでも内容と時間に対して
安すぎる場合、提供者が対価不足を起こすのね。

要は「出したもの」に対して「入ってくるもの」の
バランスが取れていないと、出した人が対価不足を起こすんよ。

お金もエネルギーも、どっちも循環させるもの。

無料でエネルギーを出すって
自分の中のエネルギー、気力や体力を消耗することなんよね。

ここで脂肪を使っていただきたいのに
そうもいかないのが難しいところ。

今回、私はちょうど退院直後で
まだ体力も戻っていない時期。

その状態でリーディングをするのは
やっぱり無理があったんだと思う。

だから、止められたんだろうなって納得した。

私は今回、すごくわかりやすい形で来たけれど
こういうことって、実はみんなも気づかずにやってると思う。

小さなことならまだしも
大きなエネルギーを無償で出し続けると
体調を崩したり、寝込んだりする。

お金を払うときって、必ず何かを受け取るよね?

モノでも体験でもサービスでも、何かがちゃんと返ってくる。

でも、エネルギーに関しては気づかないうちに
「あげっぱなし」になってることが多い。

しかも、相手がそのエネルギーを循環させないと
そのエネルギーはすぐ失われてしまう。

一瞬ありがたがられても、根付かない。

そして、対価不足を起こすようなことは
相手のためにもならないんだよね。

昔の話だけど。

セッションをしているとき
最初は良かったのに、途中からクライアントに
全く入っていかなくなる瞬間があって。

なんでかな?と思ったら
料金分の内容を受け取った段階で
クライアントに話が入っていかなくなっている、ってことがわかったの。

これって、クライアントが悪いんじゃなくて
自分の実力と価格をアンバランスにしていた
自分のせいなのよね。

せっかくの話が、クライアントに入らないなら
それは相手のためにならないよね。

エネルギーも、お金も感謝も。

ちゃんと巡らせていくことが大切なんだよね。

そうじゃないと、不足した対価の皺寄せって
一体誰に行くんだろう?って話よ。

私たちは喜んで、エネルギーを出して受け取って。
そうやって幸せな世界を巡らせていく。

それが大事なんや、って感じるのよ

投稿者プロフィール

奄海るか
奄海るか薔薇の魔法師・ サイキックミディアム
世界に3人の薔薇の魔法師の1人でサイキックミディアム、いわゆる霊能者。金融機関17年勤務ののち、この世界へ。生きている人も亡くなっている人もリーディング出来、霊視、土地診断も可能で胡散くさい事は大体出来る。

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